2020.12.11 19:3412月11日 朝早くから起きてみると、クリアな状態で時間が持ててとてもよかった。キッチンの脇にある窓から外を見てみるとまだ明けていない東の空に三日月が冴えていた。静かな夜の空気でありながら、登っていく三日月のように朝へと向かう始まりのきもちよさもあってか、自分の深いところから穏やかに沸き上が...
2020.12.01 17:4612月1日 映画の企画を考えにPCを持っていった図書館で、たまたま見つけた(以前書店で気になっていた)ロラン・バルトの『喪の日記』を少し読む。最愛の母を失ったロラン・バルトの、言葉を失ったような断片のメモ。息が熱くなるほど、と言いたくなるほどに、胸が静かに膨らむように熱くなり、それはぼくに...